20160929

設計相談と不動産相談のギャップ

設計相談と不動産相談のギャップ

私は設計事務所を開設して今年で15年目を迎えました。
これまでに設計業務で沢山の方々とお会いして質問や相談を受けてきました。
来られた方々皆さんは何らかの方法で事前に私に対しての情報を入手され
ご自身の要望を私に設計を依頼して実現できるかを吟味されていたのだと思います。
雑誌やHP、ブログを見られているので設計の考え方、流れなどをありのまま
伝えることで私の考えを理解された方の設計をおこなってきました。

毎年、何組か土地探しから相談に来られる方もおられ、私自身が不動産を
紹介、取り扱うために今年、不動産事業部を設立しました。
設計業務のための不動産事業部でなく独立した会社として売買、賃貸の
仲介業務をおこなっています。ところがこちらの相談に来られる方と
設計相談に来られる方のギャップを感じます。

不動産相談の方は物件を見に来ているので、別に私でなくてもよいわけで
物件がどうなっているか、価格はどうか?間取りは?立地は?が全てです。
物件のその状態を判断されていて、床の段差があるとか、キッチンの扉の色が
好みじゃないとか設備の保証はあるか等。なんとでもなる内容を気にされます。
戸建、マンションの築古物件でも手直しすれば解決できます。
それだけでなく新たに建物を活かして空間刷新の可能性を説明しても
イメージが伝わりません。設計業務の写真を見てもらっても相談に来られた
方には建築に詳しい不動産業者ぐらいの感じです。

この現状を変えていかなければと思っています。
そもそも不動産事業を設立した経緯ですが、ユーザーが望まれている物件が
取引されている事が少ないためです。不動産には膨大な情報が有るにも拘らず
取引されている物件はありきたりな物件が殆どで、実際は不動産業者自身が
売り易い(売りたい)物件しかユーザーに対して紹介しない事が原因です。
誰もが見向きもしない物件を再生できるような不動産の魅力を伝え、
私に特命で相談に来られるように不動産業務を行っていきたいと思います。

不動産事業部では箕面市・池田市・吹田市・豊中市の北摂エリアの物件情報を
紹介していますが、その他、大阪府下や阪神間、西宮、宝塚方面でもご紹介できます。
ローンや登記、相続の事など含め不動産の相談、質問は不動産事業部まで
お気軽にお問い合わせ下さい。お待ちしております。

株式会社 ストック・リアルエステート

関西・大阪・北摂(箕面・池田・吹田・豊中)を拠点として
建築・住宅設計をおこなう ストック建設設計事務所