20180221

階段の向きを変える

階段の向きを変える

箕面市桜の家Renovation  の工事状況です。
プランニングの変更に伴い階段の向きを変えています。
既存の階段は踏面(足を乗せる部分)が浅く、蹴上(一段の高さ)が
高く、踊り場も狭くて回り階段のゆとりのないものでした。

階段-1
既存階段の始まりが車庫に出てきて置くまで車を入れにくく、
玄関側への引き戸も頭が当たる高さしかありませんでした。

階段-2
中2階前にある踊り場が狭く回り階段でした。

階段-3
2階の階段を上り切ったところです。

今回は不便な部分を解消するために下記写真のように
作り替えました。

階段-4
階段の上り始めを左側に変更することによって、階段は
車庫側に出ますが、奥の壁まで後退し、出入りする際も
頭を下げる必要のない高さの引き戸に変更しています。

階段-5
階段の踏面を深く取り、中2階前の踊り場を広げて、
階段を1段増やすことで蹴上も低くなりました。

階段-6
2階の上がりきった部分が左から右側に変わりました。
既存は天袋収納が有った部分です。

階段上部にはトップライトも追加になり、日中は照明が
必要なく明るくゆとりのある上りやすい階段になりました。

工事も佳境を迎えますが現場状況を見学してもらう事が
できますので、ご興味のある方は、ご連絡お待ちしております。

関西・大阪・北摂(箕面・池田・吹田・豊中)を拠点として
建築・住宅設計をおこなう ストック建設設計事務所

20180123

進む補強

進む補強

箕面市桜の家Renovation  の工事状況です。
既存家屋の耐力壁量は不足していましたが、
プランニングの変更に伴う構造補強をおこなっています。

IMG_4854
既存床下は土のままでした。

IMG_4855
防湿シートを敷き込み。地面からの湿気が上がってこない対策です。

IMG_4866
コンクリートを打設することによって、床下に湿気が
こもりにくくなります。このあと、防蟻処理をおこなっています。

IMG_4951
今回の工事は必要耐力壁の3割増しの補強をおこなっています。
2階にリビング・ダイニング・キッチンを移して、
広がりのある空間へ変更するため既存壁と柱を撤去しています。
柱を抜いた部分の梁を補強しています。

IMG_5064
結露により傷んでいた壁下地と柱を撤去して、壁下地をやり替え
柱を入れ替えました。このあと筋違いにプレートを取付けています。

傷んでいた部分を撤去してやり替えと補強が進むごとに
古家の臭いもなくなってきました。
工事中の現場状況を見学してもらう事ができますので、
ご興味のある方は、ご連絡お待ちしております。

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20171216

屋根を葺き替える

屋根を葺き替える

箕面市桜の家Renovation  の工事状況です。
大工さんは天気をみながら外部、内部の解体と
補強をコツコツと進めています。

既存家屋の屋根は瓦葺きでした。
プラン変更に伴い、瓦を撤去して板金に葺き替えています。
瓦を撤去することにより、屋根重量が軽減され
構造補強にも有利に働いています。

屋根-1
瓦を撤去後に既存野地板の上に薄べニアを張りました。
野地板の隙間が多く、既存野地板が仕上げになるため大工さんが
隙間が気にならないように気を利かしてくれました。

屋根-2
薄べニアの上には透湿シートを張り、垂木を流して
その上に断熱材を隙間なく敷き込んでいます。
屋根は外断熱になるので、熱気が室内に届きにくくなっています。

屋根-3
断熱材を敷き込んだ後、野地合板にアスファルトルーフィングを張り
新たに板金に葺き変えています。下地にはルーフィングと透湿シートが
あり2重の防水対策を施しています。棟部分には通気層の出口があります。

屋根-4
屋根の通気層の空気の入口は軒先になります。
写真の断熱材と野地合板の隙間が通気層になり、棟部分から
空気が抜けるようになっています。屋根面に熱気が溜まりません。

屋根-5
棟換気の板金も取り付き、屋根工事は終了。

古家には瓦下には断熱材がなく、2階は暑く、寒い部屋でしたが、
屋根を葺き替えることによって、断熱性能、耐震が向上しました。

古家の補強方法やプランニングの変化など随時、
現場の状況を見学してもらう事ができますので、
ご興味のある方は、ご連絡お待ちしております。

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20171123

現状を把握する

現状を把握する

箕面市桜の家Renovation  9月末から始まった工事ですが、
今年は雨が多く、解体工事が予定通り進まず、
大工さんも解体しては、穴の開いたところを雨養生と
悪戦苦闘しながらの作業です。

今回の工事は古家を利用した耐震、断熱補強に
ロケーションを活かした空間への刷新です。
プランニング前に屋根裏や床下の覗ける範囲で、
断熱材が不足していることは分かっていました。
構造に関しては小屋組みがしっかりしていたことや
床下も湿気が無く乾燥していたので、
見た目に劣化した部分は分かりませんでした。

解体して内壁を剥がしていくと、構造の問題がある部分が
分かってきました。築40年の建物ですが室内はそのままでも
利用できるほど状態が良かったのですが、
途中で改築をおこなっていて、その部分が問題でした。

現状把握-1
写真は2階の小屋丸太を受けてる柱の横にある追加した窓が
筋違いを部分撤去して耐力壁を無視しています。

現状把握-2
上の写真の真下になる1階分になります。
2階の小屋丸太を受けている柱の荷重が1階に伝わるので
真下の柱は基礎で荷重を受けるために必要な役割が
この部分も改築により、換気口を追加して、柱を部分撤去。
屋根からの荷重が基礎に伝わらず、構造が不安定な状態でした。
しかも、壁からの雨漏りもあり、壁下地も傷んでいました。

現状把握-3
この柱部分にガス配管を通していて隙間は新聞紙を詰めて
いるだけの、いい加減な施工でした。

その他にも、構造的に不安な部分はありましたが、
痛みや取り換える必要があるほどの劣化は見つかりませんでした。
スケルトンリノベーションの良いところは、経年変化による
劣化している部分を把握でき、人間の体に例えるならば
外科手術を施すことで、その部分を再生することが可能です。
使える部分が多いほど、工事費の総コストを抑えられます。

工事中の補強方法など報告していきます。
竣工までの間に、現場の状況を見学してもらう事ができますので、
ご興味のある方は、ご連絡お待ちしております。

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2017117

工事請負契約

工事請負契約

箕面市桜の家Renovation 予算調整の悪戦苦闘が続きましたが
無事、工事請負工事が締結でき、いよいよ工事スタート。

プレゼンテーションでの概算予算ではオーバーしていて
実施設計に入る前から工務店数社へ概算見積もりを
依頼しましたが、どこからも私の概算より高い返答でした。
見積内訳を確認しても飛び抜けて高い工種項目もなく、
全体を合計して諸経費に消費税を合わすと、予算越え。

普段から分離発注での材料支給をおこなっているので、
工種別に分離発注での直営に私が現場監督で工程監理やるかぁ~
と思ったのですが。時間の拘束を考えれば無理・・・

もう一度、工務店の見積もり内容から予算を削れるか、
建物の規模、予算を見直すと、可能性を見つけました。
建設業の許可がなくても請負できる物件!
早速、知人の大工さんに相談したところ、現場へ来てくれ
工事内容、予算、工期を説明すると、出来ると思うとの返答。

住まい手に予算内で要望を実現するために、工務店でなく
大工さんに今回の工事を依頼してもよいか相談すると
了承してもらい、実施設計へ進み、大工さんから見積提出を受け
内容は合意。6月下旬から始まった3ヶ月間の設計期間も終了。

年明けの竣工を目標に工事が始まります。
古家を利用したリノベーションです。現状、補強方法など
竣工までの間に、現場の状況を見学してもらう事ができますので、
ご興味のある方は、ご連絡お待ちしております。

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