床と壁の断熱
箕面にて現場監理をおこなっている、
移築された数奇屋普請の家の増改築の工事状況です。
下地もほぼ終わり、造作から仕上げへと進んでいます。
写真は少し前の作業で新たに断熱材を取り付けたものです。
床にはスタイロフォームの厚み50mmを隙間無く敷き詰めています。
その上に厚み24mmの構造用合板を張りさらに
無垢材のサワラフローリング仕上です。
フローリングとの間には部分的に
電気式のフィルム型床暖房も敷設しています。
床下の換気を取る為に90cmごとに厚さ20mmのパッキンを敷き
土台と基礎の間に常に空気に晒されるネコマ換気をおこなっています。
換気口をつくる場合に比べ換気面積増と建物四周から
空気の出入りができ、基礎の欠損もなくなります。
壁にはグラスウール16kg/㎡の細繊維のものを、
隙間無く取り付けています。
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