子供とサーフィン 其の二

先日、始めてサーフィンに連れて行った子供達を
この夏中にもう一度、連れて行きたい思っていましたが
上手い具合に時間が空いたので、再び海へ。

今回は台風の影響を期待しながら前回と同じポイント
伊勢国府の浜に向かいました。

国府の浜は夏の終わりとは思えないほどの力強い太陽の日差しが
歩けないほど砂浜を熱く焦し、風は緩いオフショア。
波は期待はずれの大きさでしたが、それでも腰波でそこそこある波数は
子供の練習には良い条件でした。

早速、子供達はサーフボードを抱えて波間に。
私はビーチパラソルの影の中で波音と風を感じながら
うつらうつら、しばし休憩。しばらくして、

中々テイクオフが出来ない子供達に
アドバイスをするために、私も波間に。
海に入ってもホントに夏の終わりかと思う暖かさでした。

ここからは、当日の状況です。
私は子供達の横について波が来るたびに「GOGO!行けぇ~」を連呼。
何度も波にチャレンジする二人。
そして一本の波が来ました。同じように子供達に、
「今やぁ~」二人とも必死にパドル。
テイクオフどころか見事に波に巻かれパーリング(頭から突っ込む状態)
次男のボードは一瞬垂直になり一回転。私は嫌な予感!!
波間から出てきた次男は「お父~さん~」といいながら
サーフボードを見せました。私は絶句「・・・・・・・」
先端がポッキリと、くの字なりに折れ曲がっています。
しばらくは波間からその状況を見るしか有りませんでした。
カルフォルニアのプロサーファーがシェープしたボードの
寿命が尽きた瞬間でした。

でも、これは仕方のないことで、私も今までに数本のボードを
折りながらサーフィンを覚えてきたので(今回の状態は無いです)
そのことを子供達に伝えました。(反省の態度一切感じませんが・・・)
そのあとも残った一本のボードで交代しながら、
夕暮れまでサーフィンを楽しんでいました。

子供達はサーフィンに興味を持ったみたいでした。
次の夏も海に来れるように約束をして「来年は新しいボードを一本買うか。
安いやつ」と言いながら海をあとにし、家路に向いました。
アクシデントは起きましたが、良い時間を過ごせました。

関西・大阪・北摂(箕面・池田・吹田・豊中)を拠点として
建築・住宅設計をおこなう ストック建設設計事務所