土工事がはじまる

宝塚市にて変形地に建てる住宅の工事経過です。
土工事がはじまりました。

この敷地は7角形の形状で角地になり、ゆとりはあります。
しかし敷地にゴミステーションが面していて(しかも南側)、
道路との高低差があるので造成時にできた擁壁が土を留めています。
建築協定があり擁壁、ゴミステーションを動かすことは不可です。
駐車スペースの位置や壁面後退もあり
建築可能な範囲が決められていました。


造成時の写真です。

建物の配置は造成された敷地形状を利用しています。
土工事をおこなうときの土の掘削を少なくしてコストを抑えるためです。
プランニングで難しかったのは第一種低層住居専用地域なので
北側斜線より厳しい高度斜線の検討でした。
新たな基礎を土留め兼用としているので、
平均GL(地盤面)が下がります。
そのため北、東側は斜線をクリアするために
桁高さを低く抑える必要がありました。
低い建物になりますが、狭く感じない空間にまとめました。


土工事の様子です。
続いて基礎、鉄筋工事に進みます。

竣工写真がこちらにてご覧になれます。

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