制限と無限 - limit and infinity -
神戸市東灘区のSTREET GALLERY にて開催の
制限と無限 - limit and infinity - 木田 光重 展に行きました。
展覧会の会場はテナントのショウーウィンドーを利用していて
その中に作家の作品を展示しています。ギャラリー名そのままです。
木田さんの本職はフォトグラファーですが、元々は現代美術を学んでいて、
現在は現代美術の作家の作品を中心に撮っています。
木田さんとも話していて、「現代美術は目の前にある作品だけが
被写体ではなく、その背景を理解しないと依頼を受けた作者の
作品を写真に収めることができない。」
頭に残る言葉です。今回はご本人の作家としての活動です。
この作品は箱の中に入り、暗闇の中でのアクションペインテイングの後に
展開した箱の内側の表現に跡が残るものです。
実際のコンセプトではもう少し深い意味があったのですが
表現の作業方法に止めておきます。
今度ゆっくりとご本人にうかがおうと思います。
私の感想は「上手い」と思いました。
制限の有る大きさから自由な表現、可能性がいくらでも拡がる作品です。
関西・大阪・北摂(箕面・池田・吹田・豊中)を拠点として
建築・住宅設計をおこなう ストック建設設計事務所