建て方一日目

豊中にて地形を引き継ぐ家の工事経過です。
建て方開始です。プレカットされた構造材が九州から届きました。
構造材(土台・柱・梁)と間柱、デッキ材含め18㎥
25坪ほどの述べ床の建物ですが、使う木材量は多いです。


建設地は全面道路が狭く、トレーラーでは一気に搬入できないため
中継場所を借りてから、2t車で小運搬にて現場まで運びます。
この段取りは、いつも木童さんにお世話になっています。
今回も担当のOさんが、立ち会ってくれて小運搬で運ぶ材の順番を
テキパキと指示してくれました。

現場に材が届かないと作業は進まないので、
土台・大引きのみ工務店に引取りに来てもらいました。

一回目の小運搬のトラックが中継地を離れたことを確認して
私も現場に向かいました。到着すると既に土台・大引き伏せは
終わっていて、ここまでは順調でした。

昼前に一旦現場を離れ、再び戻ると3mの跳ね出し梁も組まれていて
一日で棟まで上がるかと、この時点では期待できました。

写真は8mの梁を組む手前です。この前ぐらいから、
作業スピードがダウン。伏せ図では材の組み方が判りにくく
構造材の3Dデータをみながらの作業で、大工さんも四苦八苦。

日没が近付いた為、作業を断念。一日での上棟は翌日に持ち越し。

棟梁のYさんもこの規模の大きさの住宅で6人の大工が来ていて、
上棟出来なかったのは初めてとのことでした。
怪我も無く作業が進んだので私は良かったです。
ご苦労様です。二日目もお願いします。

竣工写真がこちらにてご覧になれます。

関西・大阪・北摂(箕面・池田・吹田・豊中)を拠点として
建築・住宅設計をおこなう ストック建設設計事務所