突然の煤詰まり

春も間近なこの時期に、拙宅の薪ストーブが煤詰まりを起こしました。
先週末から燃え方が弱かったのですが、
薪も少し湿っていた物を使っていたのと、
大寒の頃に念入りに掃除をしたので油断していました。

月曜日に突然、煙が逆流し空気を最大に送り込んでも
すぐに火が消える状態になりました。
それでもしつこく火をつけると今度は部屋中に煙が充満。
木の燻された臭いが衣類に染み込み、目はチカチカ。

拙宅は薪ストーブに冬場の暖房を任せていたので
煙突掃除が終わるまではとても寒く辛い環境になりました。
床暖房も補助として部分的に敷設しているのみで、
他にある暖房器具は小型のオイルヒーター2台だけ。

このタイミングに合わせたように寒さが戻り、雨も続いて掃除ができず
家族一同、寒さに震えながらの生活でした。

本日もみぞれ混じりの雨模様でしたが、
夜の寒さよりは我慢できそうだったので、
濡れながら煙突掃除を強行しました。

煙突のトップを外すと裏側の鳥返しのメッシュは煤に覆われいて
燃えないのも仕方ないぐらいの状態です。
煙道にはあまり煤は付いていなかったのですが、
こちらも一緒に掃除をしないと煙道内火災を起こします。

なんとか掃除も終わり、午後からは焔が灯り暖かさも戻りました。
油断大敵 STOVE LIFE は奥が深いです。

関西・大阪・北摂(箕面・池田・吹田・豊中)を拠点として
建築・住宅設計をおこなう ストック建設設計事務所