敷地を見て思うこと

設計をおこなう前には必ず、建物を建てる敷地を見に行きます。
測量図が有っても、実際に現地に行かないと分からない情報があります。
道路や隣地との高低差や隣家との距離や窓位置、給水、排水桝、
電柱と電線の高さ等。更地であれば敷地の中心に立って見える景色から
どの方向が良いかを頭の中に入れ、イメージを膨らませます。

次に、敷地の住所地の役所に法的確認に向いますが、
市によって条例が異なっていることが多く、疑問点がなくなるまで
市役所の建築部門へ聞きに行くのですが、
一つの窓口で全てを教えてもらうことは出来ず、
この内容は○○課へ行くようにと言われます。

これが結構時間が掛り、課によっては面倒臭そうに対応されます。
先日もその確認に行った時に、良い感じの対応では無く、
何年経っても役所は変わらないなぁと思いました。
敷地の印象よりも役所の窓口の印象の方が頭に残ることが多い気がします。

関西・大阪・北摂(箕面・池田・吹田・豊中)を拠点として
建築・住宅設計をおこなう ストック建設設計事務所