構造材を搬入しても上棟できず
宝塚市にて変形地に建てる住宅の工事経過です。
アジサイが映える頃の梅雨の季節になりました。
例年よりも早く梅雨入りとなったために現場の工程が影響を受けています。
コンクリート打設予定日が雨で流れその分、基礎の養生期間が延びて
ようやく上棟作業に進むときにまたもや雨の予報です。
私の設計及び監理には分離発注にて工事を行なう部分があり
構造材とプレカットは私が代理で発注をおこない現場に支給します。
支払いは住まい手から業者へと直接渡るので、
中間マージンが発生せずに適正な価格での提供になります。
今回も同じく構造材は宮崎の都城木材に出荷してもらい、
プレカットはランバー宮崎協同組合に担当してもらいました。
その材料を現場に搬入してもらう窓口が木童になります。
今回使用する木材積は補足材も含め20㎥になり、
現場への道路事情では宮崎から構造材を積み込んだ
大型トラックが直接搬入することはできません。そこで一旦中継所に
荷降ろしした後に現場へはユニックで小運搬をして運びます。
出荷前の構造材の含水率チェックです。
特注寸法の材木でも先行発注することで乾燥材が提供できます。
構造材は搬入できました。本来ならば土台を伏せて
上棟作業へと進みますが雨空が続くので作業はおこないません。
乾いている木材を雨に濡らすことは出来ないので
晴天が続く日に上棟作業は延期です。
場所が無くなるぐらいに木材が現場に届きました。
この後、ブルーシート覆い、雨養生をおこないました。
関西・大阪・北摂(箕面・池田・吹田・豊中)を拠点として
建築・住宅設計をおこなう ストック建設設計事務所