上棟はできたが・・・

宝塚市にて変形地に建てる住宅の工事経過です。
梅雨の時季ですが天気予報では晴れ間に合わせた作業二日目です。
私も朝から現場状況を見ながら別の作業です。

写真は屋根野地に使う構造用合板ですが、
節が少なく木目の良い合板を選り分けています。
個室で小屋組みが現しになる部分にその合板を使います。
構造材もおおかた組み上がり、小屋廻りを残すのみです。

小屋組みの写真です。

この建物が建つ敷地は7角形の変形地になるので
四角い建物ではなく平面に3本の違う角度の壁があります。
その角度の壁が建ち上がって壁となり屋根が載っています。

斜線制限も厳しいので北側の高さを抑えていて
屋根は一つの片流れ形状ですが、南から北側の低い位置に
まとまるように3面の屋根があります。
小屋組みの上に構造用合板を張った写真です。
雨が降っても濡れないようにこの後全面にブルーシートを張りました。

構造材も組み上がり上棟作業は無事に終了しましたが
今回はミスが続きました。構造的な強度や仕上りは補修することで
問題はなくなりますが防ぐことが出来たことなので、
住まい手には申し訳ないことです。私も含め現場ではこの件を反省し、
期待されてるよりも良い住まいを引き渡せるように
夏の終わりまで工事が進みます。

関西・大阪・北摂(箕面・池田・吹田・豊中)を拠点として
建築・住宅設計をおこなう ストック建設設計事務所