南向き間口が広く整形地しかし2段擁壁

吹田市で新築戸建て住宅の計画です。
住まい手から敷地を購入される前に相談に来られました。
隣地との高低差があり不動産業者からは検査済証がない
既存擁壁があると説明を受けた敷地でも家は建てられるか?でした。

以前に同じような条件(地形を引継ぐ家池を眺める家)でも
実践してきたので、基礎工事に費用を掛ければ建築可能と説明しました。

いざ依頼を受け、現地を確認すると敷地は
南向きで間口が広く正方形に近い整形地でした。
道路側から見ると悪い所が見当たらない土地です。

しかし北側は周ると状況は一変。

擁壁の上にコンクリートブロックを積んでいる2段擁壁でした。
工作物の検査済証の有無に拘わらず、違反工作物でした。
本来であれば撤去後に新設が必用です。

現状のまま、計画を進めるために市の開発審査課と
長い協議が始まります。

竣工写真がこちらにてご覧になれます。

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