西宮住宅の断熱工事

一昨日から西宮二世帯住宅は断熱工事を行なっています。
セルロースファイバー(古紙を裁断した材料)を壁の厚みいっぱいに吹き込む工法です。
断熱性能が優れているだけでなく材料が古紙なので、
室内の湿気を吸取る作用があり、隙間無く充填できるので、
熱損失が少なく、内外の音も吸音します。
紙ですが、壁の中に入れるため難燃処理もされていて、
もしもの火災にも対処できます。

出来上がった室内は静かで湿度も各季節の一番良い状態を
保っている感じで、過ごしやすく断熱の効果を感じます。
(文字では説明難しいですが、ホント良いです)

西宮断熱工事

工事の担当はECO断熱の紙谷さんが職人さんを連れて
兵庫県高砂市から現場に来てもらっています。

セルロースファイバーを使用したのは、私の設計では今回で4件目で全て
ECO断熱さんに担当してもらっています。

この工種も分離発注でおこなっています。
適正な価格で住まい手に提供できる方法です。

断熱工事が終われば、内装の仕上に進みます。
工事も残り1/3ほどになってきました。
竣工写真がこちらにてご覧になれます。

関西・大阪・北摂(箕面・池田・吹田・豊中)を拠点として
建築・住宅設計をおこなう ストック建設設計事務所