罰ゲームのような確認申請

大阪北摂地域の豊中市にて池を眺める家の工事状況です。
杭工事が設計通り施行できなかった為、
建築確認の計画変更が必要となりました。

今回の建設地は宅地造成規制区域内の指定があり、
その敷地内には検査済み証がない既存ヨウ壁が有ったことや、
斜面地のため確認申請の提出前に市と既存ヨウ壁の
調査報告から始める必要がありました。

現状維持のままであれば、簡単に進んだと思うのですが、
ヨウ壁の一部を撤去したり、地下階を作る計画などで、
市側も慎重になり、計画の詳細な説明が必要でした。

ヨウ壁の図面が残っていないので安全であるか判断できないため、
最終的には設計者の判断でヨウ壁の扱いを決めるのですが、
この協議に市の立会いや図面作成なので予想以上の時間が掛り、
市から検査機関へ経由される調査依頼書も全く短縮されることなく
たっぷりと時間を掛けられました。

その後にようやく、民間の検査機関へ建築確認を
受付けてもらったのですが、建築基準法では解釈が曖昧な部分が多く
その部分を解決すると違う部分に問題が発生するなど修正が多く
検査機関側も手が掛っていました。
建築基準法は最低基準を守るための内容ですが、
全て建築主には不利になる内容となり、紙の中での設計内容と
敷地に建つ建物の差が有り過ぎる内容となっています。

その苦労して決済された確認申請が基礎内容変更ということで
軽微な変更ではなく、最初から申請が必要な計画変更の手続きになりました。
再度、市の協議からです。非常に気が重い・・・

早く決済されないと工事が再開できません。
罰ゲームのような申請手続きです。

関西・大阪・北摂(箕面・池田・吹田・豊中)を拠点として
建築・住宅設計をおこなう ストック建設設計事務所